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MOS試験の内容は?問題を知るにはテキストをチェック
MOS試験の問題は公表されていませんので、実際の問題を見ない限りわかりません。
過去問集といったものはありませんが、書店に行くと対策本はたくさんあります。
しかも実際の試験問題と類似した問題が掲載されているため、これさえしっかりやり込めば合格は可能ですよ。
とはいえ、たくさん出版されていますので
- FOM出版
- 日経BP
この2社のどちらかのテキストがおススメです。
内容が気になる方は、書店でチェックしてみて下さい。
FOM出版はパソコン初心者でもわかりやすく書かれていますが、日経BPは何度かMOS試験を経験した人に向いているでしょう。
MOS試験ってどんなもの?注意点はあるの?事前に知っておきたいポイント
MOS試験は1つの試験を指すわけではありません。
Microsoftの「M」とOfficeの「O」とSpecialistの「S」の頭文字を組み合わせたもので、マイクロソフトのオフィスを使いこなせる証明なんですね。
当然オフィスは
- Word(ワード)
- Excel(エクセル)
- PowerPoint(パワーポイント)
- Access(アクセス)
- Outlook(アウトルック)
5つのソフトをまとめたもので、それぞれの試験科目が存在します。
試験は選択した1つずつを受けるため、ワードとエクセルとパワーポイントが複合されるような問題は出題されません。
ワードを選択した場合は、ワードのみの問題になりますので、選択した科目のみの学習で問題ありませんよ。
知っておきたいポイントは
- 試験はパソコンを使った実技試験
- 一般レベルと上級レベルに分かれている
- 申し込み後のキャンセルは不可
- 年齢、国籍制限はなく受験が可能
- 試験時間は50分
となります。どのバージョンでも共通した内容になるので、受験を検討している人は知っておいてくださいね。
MOSのバージョンによって出題内容が違うの?MOS 2016・2013を紹介
MOSのバージョンによって、出題内容は変わってきます。
例えばMOS 2013と MOS 2016を比較すれば、追加された機能も当然ありますので、バージョンが違うことで出題内容は変わります。
ですが、一番の違いは試験形式でバージョンによって違うため、注意しましょう。
2020年3月末まで受験可能なバージョンは
- MOS 2016
- MOS 2013
- MOS 2010
3つですが、MOS 2010については2020年3月末で終了します。
今後は
の試験が新しく開始されるため、情報がわかり次第ご紹介したいと思います。
それぞれの試験形式は?
MOS 365&2019、2016、2013の試験形式をご紹介します。
- MOS 365&2019:マルチプロジェクト形式
- MOS 2016:マルチプロジェクト形式
- MOS 2013:成果物(ファイル)完成型
ここで気になるキーワードとして
- マルチプロジェクト形式
- 成果物(ファイル)完成型
になりますが、この2つはどう違うでしょうか?
マルチプロジェクト形式とは?複数のファイルを作成
マルチプロジェクト形式は一つの試験の中で、複数のプロジェクトがあります。
プロジェクトは大きな目的のことで、その目的を達成するために複数の手順が必要になるわけです。
この複数の手順を解答していく形式です。
4~7問を解くことで1つのプロジェクトを作り上げ、プロジェクトが複数あることで
と呼ばれています。
成果物(ファイル)完成型とは?一つのファイルを作成
成果物完成型は問題を解答しながら、1つのファイルを作成していいます。
イメージとしては
- 職場での資料作成
- 学校での課題製作
など、実践形式の試験になります。
注意点としては、最初の問題がわからない場合、後に影響があることです。途中で大きなミスをしていまうと目的のファイルが作成できません。
制限時間はどの試験も同じなの?共通で50分
MOS試験はバージョンや試験レベル、科目と分かれていますが、共通して50分の試験となります。
MOSの時間に関係することはこちらの記事でまとめましたので、気になる方はご覧ください。
MOS試験の学習するための注意点は?正しい操作をすること
MOS試験の採点は人間がするわけではなく、パソコンが判断します。
そのため、解答が正解・不正解になるのは
が重要になります。
問題に対して想定しない解答手順をした場合、不正解になることもあるわけですね。
解答する上で心がけることは
- 余計な操作はしない
- 最短ルートで操作する
- 操作に指示があれば従う
ことに、注意しましょう。
学習方法としては、独学の人が多いと思いますが、間違った解答方法をしてしまわないように注意しましょう。
パソコン操作に不安を感じる人は、パソコン教室でMOS対策講座を受講するとプロの目線から解答方法が学習できます。
目的はMOS試験の合格になりますので、あなたに合った方法で学習すると良いですね。
独学を選択する人は、こちらの記事が参考になると思いますよ。
MOS試験の合格発表はいつ?試験終了後に合否がわかる
MOS試験の合格発表はいつでしょうか?
実は試験を終了した直後に画面に「合否結果」が表示されます。
当日に発行されるものはデジタル認定書になりますので、正式な合格認定証ではありません。
合格認定証が自宅に届くのは、1ヶ月前後と言われています。
MOS試験のレベルってなに?一般レベルと上級レベルがある
MOS試験には
- 一般レベル(スペシャリスト)
- 上級レベル(エキスパート)
の2つが存在します。
一般レベルについては、はじめにご紹介した5種類の科目がありますが、上級レベルは
- ワード
- エクセル
の2科目だけで、試験レベルも当然上がっています。
エキスパートに興味がある人はこちらの記事をご覧くださいね。
MOS試験内容のまとめ
MOS試験を受ける前に知っておきたい情報をまとめましたが、
- バージョン(365&2019、2016、2013)
- 科目(ワード、エクセル、パワーポイント、アクセス、アウトルック)
- レベル(一般レベル、上級レベル)
によって、共通する部分やそうでない部分がわかって頂けたでしょうか?
バージョンによって出題範囲はそこまで変わりませんが、出題形式が変わるため注意が必要です。
あなたが受験する試験の特徴を把握することは、合格率にも関わりますのでバージョン選びはしっかりしましょうね。