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MOS資格の合格点は?バージョンや科目ごとに合格基準を紹介
MOS資格を受けようと考えている方が最も気になる点と言えば、合格ラインになりますね。
今回はMOS資格の合格ラインについて、細かく見ていこうと思います。
問題集や実践問題の正解率と比較するときの基準となりますので、ぜひ参考にしてみてください。
MOS資格について詳しく知りたい方は、ぜひこちらの記事もご覧下さいね。
MOS2016の合格点は?
MOS2016の合格ラインは公式サイトでは公表されていないため、Q&Aをもとに内容をご紹介します。
MOS2016のWordとExcelは、スペシャリストとエキスパートの二つのレベルに分かれています。
試験レベル
- スペシャリスト:一般レベルで基本的な編集や操作ができること
- エキスパート :上級レベルで高度な機能の理解や特殊な機能の操作ができること
名前からでは判断しづらいですので、試験を受けるときに注意して下さいね。
ちなみに、PowerPointとAccess、Outlookについきましては、スペシャリストしかありません。
MOS2016スペシャリストの合格点は?
科目ごとの合格点は公開しないと、公式サイトで発表されています。
目安としては「1000点満点で550点~850点の範囲」で変動するようですね。
今まで受けてきた試験であれば、合格点が変動することが考えられないと思いますが、それには理由があります。
試験問題はその時によって変更されるため、受験する皆さんが同じ内容の試験を受けられないことが原因です。
毎回合格ラインを固定してしまった場合の問題点
仮に700点以上を合格とした場合
その場合、問題が難しすぎると判断されるでしょう。
【結果】
合格ラインを650点に下げて合格者数を調整した方が良かったと分かります。
その逆も当然ありますよね。
仮に600点以上を合格とした場合
その場合は、問題が簡単すぎたと判断されるでしょう。
【結果】
合格ラインを650点に上げることで合格者数を調整すれば良かったと分かります
試験のパターンは数多く存在するとは思いますが、基本的には問題の組み合わせでしょう。
受験者数の多い試験になりますので、各問題の正解率も把握してるため合格ラインが決定されてると思われます。
出題される問題も難しい問題だけに偏った出題もされないでしょう。
最近の傾向では、1000点中700点を合格ラインになるように出題されることが多いです。
そのため過去問をしっかりと繰り返し解くことで、確実に合格率は上がりますよ。
MOS2016エキスパートの合格点は?
エキスパートはスペシャリストと違って、合格ラインが最低ラインの550点になることがあるようです。
受験者の人数を比較すると少ない点と、難易度が一気に高くなるため問題の調整が難しいことが要因でしょう。
注目すべき点は出題形式が「マルチプロジェクト形式」です。
マルチプロジェクトとは、問題を解答しながら複数のファイルを完成させていく試験になります。
そのため4~7問を解きながら解答していくイメージです。
作成したファイルは、関連する問題にしか影響がないことが特徴的ですね。
難しい試験だからと最低ラインを狙うのではなく、安心して合格するためにも700点以上を取れるように準備することをおススメします。
MOS2013の合格点は?
MOS2013もスペシャリスト(一般)とエキスパート(上級)に科目が分かれています。
それぞれの合格点を見ていきましょう。
MOS2013スペシャリストの合格点は?
合格ラインの目安としては「1000点満点で550点~850点の範囲」で考えて問題ないでしょう。
変動する理由については、MOS2016でご紹介した通り、出題される問題の難易度に左右されるからです。
合格するためには、700点以上を目指して学習すると良いでしょうね。
MOS2013エキスパートの合格点は?
合格点についてはMOS2016と同様に「1000点中700点以上」と考えておきましょう。
出題形式がMOS2016と異なり、「ファイル完成型」で出題されます。
ファイル完成型は問題を解答しながら、1つのファイルを作成していいます。
そのため問題の最初の時点で躓いてしまうと後の問題に響いてしまうことがあり、順番に解答していくことになるでしょう。
分からない問題は飛ばして後で取り組めば良いと考えている方は、注意が必要です。
MOS2010の合格点は?
MOS2010スペシャリストとエキスパートの合格点は?
合格ラインの目安としては「1000点満点で550点~850点の範囲」で考えて問題ありません。
2010のスペシャリストとエキスパートの出題形式は「一問一答形式」となりますので、2016エキスパートと2013エキスパートは出題形式が異なります。
この形式は1問ずつ独立した問題を解答していく形式です。
エキスパートに関しては基本的な知識を身に付けて挑めばいいので、2016や2013と比較すると合格しやすい試験でしょう。
一問一答形式なので過去問を何度もしっかりと解くことで、問題慣れすることをおススメします。
バージョンで迷っていませんか?おすすめしたいバージョン
MOS資格には「2010」「2013」「2016」とバージョンが分かれていますが、どれを受けたら良いか迷いますよね?
迷っているなら最新バージョンを受けましょう。
MOS資格は古いバージョンほど有効期間が短くなるからです。
オフィス2010はWindows7が発売されたころのバージョンなので、2020年にWindows7のサービスが終了するため、徐々に使われなくなるでしょう。
せっかく取得するのであれば、長く使っていくバージョンの試験を受けた方が良いので、最新バージョンを受けた方が良いことが分かります。
Windows7をお使いの方は、Windows10にすることをおススメします。
アップグレードでお悩みの方は、こちらの記事をぜひご覧くださいね。
MOS資格に合格したいけど学習方法はどうすればいいの?
学習方法は
- 独学
- 教えてもらう
になるでしょう。
独学で学習するには?
受験したいバージョンのオフィス(エクセルやワード)が自宅のパソコンにインストールされていれば、テキストに沿って独学で学習することができます。
最新バージョンがパソコンにないのであれば、最新バージョンを購入した方が良いでしょう。
オフィスのバージョンによって機能や見た目が違いますので、試験で慌てないためにも受けるバージョンに慣れておく必要がありますからね。
パソコン教室で学習するには?
パソコン操作に不安を感じているならば、教えてもらう方法を取るといいでしょう。
おススメなのはパソコン教室に通うことで、独学と違って重要なポイントが分かります。
また、分からないポイントも短時間で解決することができるでしょう。
- 不明点が解決できる
- 理解度が深まる
- 時間短縮が可能
- 合格までのスケジュールが立てられる
- MOS以外にもパソコンができるようになる
パソコン教室と聞くと構えてしまうかも知れませんが、周りはパソコンが分からない人ばかりなので安心して下さい。
お金や時間がかかるとも思われるかも知れませんが、効率よくMOS資格に合格してしまい、空いた時間を新しいスキルアップに使った方が効率的だと言えます。
MOS資格の合格点のまとめ
MOS資格の合格点を知りたいあなたは、MOS資格を受験してみようと考えているのではないでしょうか?
きっかけは人それぞれだと思います。
就職に有利だから「履歴書に書くため」取得することが目的かも知れません。
一番大切なことは、覚えた知識や技術を使いこなして仕事などで活用することでしょう。
学んだことをベースとして、エクセルやワードを使いこなすことであなた自身が出来る事の幅を広げてみてはいかがでしょうか?
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不安を感じている方は、参考にしてみて下さいね。