MOS Accessについて、試験の概要から出題範囲についてご紹介しますね。
学生や一般職の方だと難易度は高く感じるでしょう。難易度についても解説しますよ。
試験に興味がある人は、是非チェックしてみて下さい。
この資格はとても実践的で、企業から重宝されるものですので、チャレンジしてみて下さいね。
Table of Contents
MOS Accessってなに?アクセスの概要を紹介
Officeのなかでも「Access」は最も使われないアプリケーションではないでしょうか?
Accessでできることが専門的すぎるため、普段パソコンを使っていても必要性がないためです。
試験内容が気になる方に向けて、MOS Accessについてご紹介しますね。
試験内容は?
MOS Accessはパソコンを使った実技試験で、データベースに関係する問題が出題されます。
出題範囲の概要は
Accessの試験内容
- データベースの作成と管理
- テーブルの作成
- クエリの作成
- フォームの作成
- レポートの作成
とありますが、聞きなれない単語が多いのではないでしょうか?これは概要なので、試験は専門的な内容が出題されるわけですね。
そのため、基礎知識がない状態から学習をスタートすると難易度が高い試験といえます。
難易度については下でも解説していますが、すぐに気になる方はボタンをクリックしてくださいね。
MOS 365&2019「Access」の受験料は?
2021年5月の時点で、MOS 365&2019のOutlook 以外の科目の申込が可能です。
MOS Accessの受験料は
MOS 365&2019 Accessの受験料
- 一般価格:12,980円(税込)
- 学割価格:10,780円(税込)
になります。学割価格で受験する場合は、学生証が必要になりますので忘れないようにしましょう。
MOS 2016や2013の「Access」も同じ受験料?
MOS 2016や2013のAccessの試験も受験が可能です。
ここで注意したいポイントとして、アクセスの試験は
試験レベル
- MOS 2016、2013では一般レベルに分類
- MOS 365&2019では上級レベルに分類
されることは分かっています。そのため受験料については、一般レベルと上級レベルで比較した場合、上級レベルの方が若干高く設定されています。
そのため、MOS 2016、2013のAccessの受験料は
MOS 2016、2013のAccessの受験料
- 一般価格:10,780円(税込)
- 学割価格: 8,580円(税込)
となります。受験料の違いに注意しましょう。
試験時間は?
MOS Accessの試験時間は
試験時間
50分
です。時間についてはMOS試験は共通で「50分」になりますよ。
出題数は?
MOS Accessの出題数は25~35問程度といわれています。
MOS試験では受験したときによって問題数が変動するため、正確な数字は分かりません。
ただ、どの程度か知ることで安心できますので目安として覚えておくと良いかも知れませんね。
アクセスの難易度は?データベースが分からないと難しい試験
MOS Accessの出題範囲の概要を見ると
Accessの出題範囲
- データベースの作成と管理
- テーブルの作成
- クエリの作成
- フォームの作成
- レポートの作成
とありますが、それぞれのIT用語を聞いてどんなものか説明できる人であれば、スムーズに学習ができると思います。
仕事でデータベースに携わっている人であれば、基本的な操作のみで簡単に感じるでしょう。
ですが、学生やエンジニアではない一般職の人では、
難しいポイント
データベースの考え方や仕組みが分からないと、概念を理解するだけで苦労
することは間違いありません。
そういう意味では、エクセルやワードの試験と比較すると難易度は一気に上がると考えて貰って構いません。
各項目ごとに、ざっくりどんな内容なのか解説しますね。
データベースって?データを蓄積していくもの
データを蓄積していき、いつでも再利用できるものをデータベースといいます。
膨大なデータを管理しているシステムで、データの追加・削除・参照ができるものになります。
テーブルって?意味を持ったデータの集まり
データベースでは、様々なデータが膨大に保存されています。
その中でも、あらかじめ決めておいたデータを保存する場所をテーブルと言います。
イメージとしては、エクセルのシートがテーブルにあたり、シートの数だけ意味のあるデータのまとまりがあると考えてもらうと良いと思います。
クエリって?パソコンにお願いする方法
データベースから欲しいデータを検索したり、データを追加・編集・削除といった操作を行うための命令文のことです。
簡単に言うと、コンピューターが理解できる質問や問い合わせのことですね。
フォームって?人が操作しやすい画面
フォームを使うことで、データベースに登録するデータの入力画面を作成できます。
テンプレートを使うことで簡単に作ることができ、レイアウトを調整して見栄えを整えるとデザインの良い画面ができますよ。
レポートって?印刷物のこと
レポートはデータベースから必要なデータを抽出したものを、紙に印刷することです。
帳票とも呼ばれていて、納品書、見積書、ラベルなど業務で必要な書類を印刷するために使われますよ。
実際おススメなの?アクセスは重宝される資格
データベースはとても複雑で、膨大なデータを扱うことは想像できたと思います。
Accessは「リレーショナルデータベース管理ソフト」ですが、
データベースとは?
リレーショナルは関係・繋がり
といった意味があるため、複数のテーブルを組み合わせて、データを取得しやすく作られています。
Accessはデータベースに特化したもので、便利な機能をたくさん備えていますよ。
ひと昔前と違ってデータベースを使ってデータを管理することで、いつでもどこからでもアクセスできるようになりました。
そのため企業側からすると、Access使いこなすことができれば、即戦力になりますのでとても重宝されます。
難易度が高い代わりに、データベースの知識がある証明になるため、ぜひチャレンジしたい資格ですね。
MOS Accessのまとめ
MOS Accessの概要と難易度が分かって頂けたと思いますが、業務系システムに携わりたいと考えている人はぜひ取得しておきたい資格です。
業務系システムは生産管理、販売管理、在庫管理などに関するシステムで、データベースに直結するシステムになります。
データベースの操作ができれば即戦力になるため、企業側としてはすぐに欲しい人材になりますよね。難易度は高いですが、ぜひチャレンジしてみて下さいね!
Accessにチャレンジするにはどうすればいいの?
Access(アクセス)にチャレンジしてみたい方は、パソコン教室で講座を受けてみるのも1つの方法です。
ですが、いきなりAccessにチャレンジするのはお勧めできません。
MOSをはじめて受験するのであれば、Excel(エクセル)やWord(ワード)といった、使い慣れたOfficeソフトのMOS試験が良いでしょう。
ExcelやWordはとても役立つスキルになりますので、Accessより優先度が高いといえます。
パソコン教室ではMOS資格の試験内容をあなたのレベルに合わせて教えて貰えるため、MOS試験の科目や範囲で分からないことが解消されますよ。