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パソコンが分からない人には常識が通じない?話の前提を合わせるところから始めること
パソコンが分からない人にパソコンの話をすると、全く理解されないことがあります。
あなたが常識だと思っていることが、相手にとっては未知の内容だからですね。
ではどうしたら良いでしょうか?
まずは相手のレベルを知ることからスタートしましょう。
あなたの常識は伝わっていますか?相手の頭は「はてなマーク」かも知れませんよ
パソコンが使える人からすればあまりにも基本的すぎることでも、パソコンが苦手な人に対してあなたの常識で話していると、専門用語が理解されていないことがあります。
そんな時って話の腰を折っても悪いため、分かったような頷きで済ましてしまう人が多いでしょう。
せっかくパソコンの話をしているのに、キャッチボールが上手くいっていないのは少し残念ですよね。
あなたが相手よりパソコンが詳しければ、相手のレベルが分かると思います。
簡単だと思っているパソコンの話でも理解できていないことがありますので、注意してくださいね。
インターネットが何か分かっていますか?相手のレベルに合わせよう
誰もが知っているようなことでも、パソコンが苦手な人からすると分からない場合があります。
相手がどこまで知っているか把握して、相手が理解できるように前提を合わせてあげる必要があります。
例えば「インターネット」という言葉を知っていても、何なのか?何ができるのか?分からないかも知れません。
相手が分かっていなければ補足説明をしっかりしてあげることで、相手との理解の溝を埋めていくようなすり合わせをしていきましょうね。
どのレベルで話したらいいの?何もわからないことを前提としましょう
パソコンの話をしていて自分と相手に知識の差がある場合、どうな感じで話していますか?
ついつい専門用語が口から出ていたら注意が必要です。
ではどうしたら良いのか見ていきましょう。
パソコンを説明するときはどうすれば良い?何も知らない人だと思って話すこと
よくやってしまうことが自分の知っていることは、相手も知っていると思って話をしてしまうことです。
相手が分からないことをすぐに質問できる人であれば問題もありませんが、なかなか難しいところですよね。
あなたが話していることが相手にとって難しいことであれば、誰でも理解できるように噛み砕いて話をしてあげましょう。
重要なことは全く知らない人に理解できるように話すことで、相手に伝わり易いですし、質問しやすい雰囲気になりますよ。
難しいことを共感することで話が進んでやる気もアップ
あなたも初めてパソコンを覚えた時は、とても苦労したのではないでしょうか?
パソコンを教える相手があなたの話に興味を持ってくれていたら、あなた自身も最初は苦労して大変だったと伝えて共感しましょう。
相手にも同じように苦労して覚えたと伝えることで、相手が気持ちよく話を聞けますし、あなたが何に苦労したか話せればより良いでしょう。
お互い共通の苦労を分かち合うことで、頑張ろう!という気持ちになれます。
更にパソコンにも興味が向くため、ぜひ共感する姿勢で話していきましょう。
専門用語は控えた方が良い?専門用語は絶対に使わないこと
あなたがパソコンを教える場合、専門用語は使わないようにしましょう。
例えばファイル操作をする場合、以下のように言うことができます。
- 「XフォルダにあるAファイルを、Yフォルダにコピペして下さい」
- 「XフォルダにあるAファイルを、右クリックのコピーを使って、Yフォルダに張り付けて下さい」
1.の言い方だと伝わらない?専門用語を使ってしまったパターン
パソコン操作が慣れている人であれば常識の「コピペ」ですが、パソコンが苦手な人からすると「コピペって何だろう?」と不安になります。
多分コピーと何かの省略語かな?と悩んでしまい手が止まってしまうので、良くないことが分かりますね。
2.の言い方だと伝わる?専門用語を使わず操作を一つ一つ伝えている
はっきりと「コピー」と「貼り付け」を右クリックでできることが分かりますよね?
「貼り付け」が見つからなくても、「コピー」ができればちょっと自信がつくため、「貼り付けが見つかりません」と質問しやすいです。
専門用語を使うことで相手に意味が伝わらないことや、萎縮させてしまう可能性があるため誰でも分かる言葉で伝えることが重要です。
また専門用語ばかり多用してしまうと、何を言っているか意味が分からないと思われてしまい、途中で話を聞くのを諦めてしまうこともあるでしょう。
パソコンが苦手の人には理解できる言葉で伝えて、もし専門用語を覚えて欲しければ補足として伝える形にすると良いでしょうね。
会話の速度は速くないですか?同じ立場に立ってゆっくり話すこと
パソコンが苦手な人は説明を聞いても、理解するまでにワンテンポ時間がかかってしまいます。
不安や緊張、分からないことを聞き漏らさないようにと集中していますが、どうしても聞く方に力が入ってしまいます。
パソコンを克服するためには聞くだけではなく、理解して操作する必要がありますよね。
では、どうしたら上手くできるかをご紹介しましょう。
相手は理解できてますか?かなりゆっくり話しましょう
パソコンが苦手な人はパソコン用語を知っていても、何をするものか分からない場合が多いです。
普段話すスピードで話してしまうと、全く理解が追い付けないため、ゆっくり話すように心がけましょう。
重要なことは一つ一つ理解できているか確認することで、一つでも理解ができていないとつまづいてしまいます。
たった一つのつまづきが原因でパソコンが操作できなくなると、先に進めずに諦めてしまうため、十分に理解をしてからステップアップするようにしましょう。
同じ目線で教えていますか?上から目線は絶対にダメ
近年では仕事や趣味でパソコンを使う人も多い反面、パソコンを全く使わない人もいます。
パソコンが分からない人が興味をもって始めてみようと思ったときに、教えるあなたが同じ目線に立って伝えることがとても重要です。
やる気があっても上から目線で指示される形では、興味が薄れてしまいますからね。
電源の付け方からマウス、キーボードの操作など初歩的なことでも、何が分からないか確認しながら教えてあげましょう。
別の言葉に置き換えてみては?相手に合わせて専門用語は使わないこと
パソコンを使っていると専門用語がたくさんあることが分かると思いますが、パソコンが苦手な人は全く分かりません。
例えばダブルクリックの操作をして欲しいときに、「ダブルクリックをして下さい」というのではなく、「マウスの左ボタンをカチカチってして下さい」と言い換えてみましょう。
直感的に分かるように伝えることで、理解がとても早くなります。
ちょっとした工夫ですが、苦手な人からするととても分かりやすくて助かりますよ。
小学生が分かるように教える!上手くできたら褒めること
パソコンを教える場合、大人はある程度わかってて、子供は何も分からないから丁寧に教えなきゃ!とか思ってませんか?
それは完全な思い違いです。
大人も子供もパソコンが分からない気持ちは一緒で、同じスタートラインに立っています。
では、どのように教えたら良いのか見ていきましょう。
教えるときによく言われることは?小学生が理解できるように説明すること
パソコン初心者の方は年齢問わず子供から大人までいますが、どの世代の方にも小学生に教えるように分かりやすくゆっくり話すことがとても重要です。
大人だから分かると決めつけてませんか?初めてのことは誰だって分からないので、親しみを込めて教えるように心がけましょう。
小学生に教えるというのは意外と難しく、どう伝えたら分かるかな?と頭を使うので自分自身の勉強になったりします。
たくさんの人に教えることで、自分の理解度も深めていけたら良いかも知れませんね。
難しいことができたら?素直に褒めることが重要
パソコンが苦手な人はパソコンに対して不安感がとても大きいため、上手くいった場合は褒めてあげましょう。
褒めることで自信が付くため、次も頑張って覚えようというやる気が出ます。
今まで全くできなかったことができることは進歩していることなので、相手が大人でも素直に褒めることが重要です。
努力した結果を褒められて嫌な人なんていませんからね。
パソコンが苦手な人への教え方のまとめ
パソコンが苦手な人はとにかくパソコンを触ることが不安で、その不安を徐々に取り除いていくようにしましょう。
そのためにも相手と同じ目線で、ゆっくり一つ一つ理解できるように伝える必要があります。
今までできなかったことが、できたときは褒めてあげましょうね。