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勉強方法は?独学でいくなら短期集中でいく
MOS資格を取得するうえで、パソコンが得意な方の最もおすすめな方法は独学です。
試験形式がパソコンを使った実技試験になるため、自宅にパソコンがあることが前提になります。
自宅にパソコンがない場合や、インストールされているオフィスのバージョンが受験を検討しているものと異なる場合もあるでしょう。
そんな方やパソコン操作に自身がない人は、パソコン教室を利用する方法もありますよ。
独学で最初にやることは?試験日を決める
まず初めに「試験日」を決めましょう。
目標の日付が決まらないと、ダラダラ勉強してしまい先延ばしを繰り返してしまうからです。
MOS試験は「全国一斉試験」と「随時試験」の2種類の受験方法がありますが、どちらも選択することが可能です。
- 全国一斉試験:毎月1回の開催されている全国で同時の試験
- 随時試験:指定された会場(パソコン教室など)でほぼ毎日開催されている試験
どちらで合格しても、同じ合格になるのでご安心を!
全国一斉試験の場合は申込期限が試験日の1ヶ月前までとなりますが、随時試験であれば10日前まで申し込みが可能です。
随時試験の方が融通が利くため、都合の良い日が選ぶことができますよ。
まずは「試験日」を決めることから始めましょう。
試験の準備は?効率の良いテキスト2選
独学で最も重要なことは、テキスト選びになります。
MOS試験ではパソコンを実際に操作して回答する実技試験のため、実践に近い問題を何度も繰り返すことで、問題慣れする必要があるからです。
そのため、テキスト選びが非常に重要で、合否に関係するといってもいいでしょう。
MOS資格を取得するうえで、間違いのないテキストを2つご紹介しますね。
FOM出版のよくわかるマスターMOS
FOM出版の「よくわかるマスターMOS」シリーズは、説明が分かりやすく初心者に優しいテキストといえます。
初めて受験される人にはおススメで、このテキスト1つでMOS試験の内容をカバーできるため安心してください。
出題範囲はすべて網羅されているため、問題と解説をしっかり理解して学習しましょう。
付属のCDには模擬試験のプログラムが収録されているため、模擬試験を何度も繰り返すことで実践に慣れることができますよ。
模擬試験で満点が取ることができれば実力もつきますし、本番で焦ってしまうこともないでしょうね。
反復して何度も繰り返せるため、納得いくまで学習が可能です。
日経BPのMOS攻略問題集
日経BP社の「MOS攻略問題集」シリーズは本番に近い内容になるため、何度かMOS試験を受験したことある人向けでしょう。
当然、出題範囲はすべて網羅されていて、「本誌解説」「模擬練習問題」「模擬テストプログラム」の3つから学習していくことになります。
ある程度の知識や経験がある人に向けておススメで、当然こちらの1冊をしっかりやりこむことで合格できますよ。
勉強時間の目安は?
難易度がそこまで高いものではありませんので、人によって大きく変わりますが短期集中でいきましょう。
学習時間の目安を数字化しておいた方が、予定も立てと思いますので参考にしてみてください。
- 仕事でオフィスを使いこなしている:20時間程度
- 仕事でオフィスを使っている :30~40時間程度
- オフィスを使ったことがある :50時間以上
- オフィスの初心者 :80時間以上
オフィスのエクセルやワードを使いこなしていれば、出題される問題を確認したうえで慣れるくらいで問題ありません。
そのため2週間~1ヶ月しっかり学習すれば合格できます。
逆に普段からパソコンに触っていない初心者が受験しようとすると、専門用語が理解できずに時間がかかってしまいます。
MOS難易度は?スペシャリストを独学で合格する方法
MOS資格にはスペシャリスト(一般レベル)とエキスパート(上級レベル)に分かれています。
スペシャリストはパソコンの初心者の受験者も多いですが合格率も高いため、難易度としては比較的優しいでしょう。
では実際どんな試験なのか知っておく必要があります。
MOSについて事前に知っておきたいことは、こちらの記事で紹介していますのでぜひご覧ください。
独学を考えている人だと、ある程度パソコンの知識があるでしょう。
逆にパソコン操作がよく分からなかったり、専門用語がチンプンカンプンだと合格までの時間がかかるかもしれませんね。
MOSには種類があるの?どのバージョンを受けるか決めること
MOS資格にはバージョンと科目が分かれているため、最初に何を受けるか選ぶ必要があります。
「バージョン」というのはOfficeのバージョンになるため
- 2016
- 2013
- 2010
の3つから選択することになります。
ただし、2020年1月時点で分かっていることは、
- 2010は3月に終了予定
- 2019が2月から開始予定
になりますので、ちょうど切り替わりの時期に差し掛かっていますね。
新しいバージョンほど、機能が追加されていたりします。
また試験の問題形式も違うため、当然試験対策の内容も変わってきます。
バージョン選びのコツとしては、最新を受験するようにしましょう。
また、試験はパソコンを使った実技試験になるため、普段使うOfficeのバージョンに合わせると学習しやすいですね。
バージョンの他に科目を選択する必要がある
MOSには科目がいくつかあり、スペシャリストは
- エクセル
- ワード
- パワーポイント
- アクセス
- アウトルック
の5種類があります。
この中から1つ合格することでMOS資格が取得できますが、「仕事で活用したい!履歴書に書きたい!」という人は、エクセルかワードを選択するとが良いでしょうね。
パソコン初心者でも合格したい場合は?パソコン教室をおススメします
履歴書に書いてアピールできる資格なので、「オフィスを少し使ったこと程度だったり」「パソコンの初心者」の人がMOS資格を取得しようとした場合、膨大な時間がかかってしまいます。
そんな人におすすめしたいのが、パソコン教室のMOS対策コースを受けることです。
パソコン教室の講師は普段からパソコンが苦手な人に教えているため、そんな人たちの疑問を理解することが得意です。
パソコンが苦手な人ほどやりたいことをどう伝えればいいか分からないことが多く、余計に苦手になる傾向が高いんですね。
また「パソコンを覚えるためにMOSを取りたい!」って人は、パソコン教室できっちり基礎を学びながら学習することが一番の近道ではないでしょうか。
MOSスペシャリストの独学まとめ
MOSスペシャリストの独学についてご紹介しましたが、ポイントは受験する日を決めてから短期集中で学習することです。
またテキスト選びも重要なので、初めて受験される人はFOM出版の「よくわかるマスターMOS」をしっかりやり込めば合格できますよ。
実技試験になりますので、操作を覚えて対策してくださいね。必ず合格できます!
どうしても不安のある人は、近くのパソコン教室で一度話をしてみると良いかもしれませんね。