パソコンのキーボードを見ないで打てたら、一人前だと思いませんか?
多くの人は「私もやったけど無理だった…」と諦めてしまう方が多いんです。
この記事のポイント
今回は誰でもタイピングをマスターできるコツをご紹介します!
タイピングは姿勢や指の位置を意識した練習をするだけで、劇的に変化を実感できますよ。
キーボードを見ない打ち方を「ブラインドタッチ」「タッチタイピング」といいますが、ホームポジションと呼ばれるものがあります。
タイピングの基礎を覚えて、練習する流れを解説しますので、皆さん頑張りましょうね。
Table of Contents
自己流のタイピングを矯正するべきか?メリットとデメリットを解説
何も知らずにキーボードを触れた人がキーを入力している場合、自己流でキーの配列を覚えてしまっているでしょう。
実はキーボードを打つ場合、キーに対して使用する指が決まっています。
何故かというとキーボード自体が、決まった指を使うと入力しやすいように作られているからですね。
では自己流でタイピングをした場合では、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか?
自己流タイピングのはダメなの?メリットとデメリット
自己流でタイピングをしていて、高速で入力している人を見かけたことはありませんか?
「あの打ち方で速いのなら自己流もありかもしれない」と思うでしょう。
人は自己流だろうと慣れてしまえば、速く打つことはできます。
パソコンやキーボードに慣れることを考えれば、自己流でも入力しやすい打ち方で覚えるのは良いことですね。
パソコンを使った仕事をしていなければ、全然問題ありません。
自己流のデメリットは?視線移動が多いこと
自己流の最大のデメリットは、入力中の視線がパソコンの画面とキーボードを行ったり来たりしていることです。
視線の移動で、間違って入力してしまってもすぐに気づけないことがあるからです。
自己流のタイピングが速い人は一気に入力しているため、間違えて入力してしまっても気づくのに遅れていませんか?
間違ってしまった場合、大量に戻って文字を消すため時間のロスが多いのです。
パソコンの仕事をしている人が自己流だとどうなる?注意される可能性がある
もし、あなたが事務やプログラマー、システムエンジニアなどのパソコンを使う仕事に就いていた場合、自己流のタイピングは気を付けた方が良いかも知れません。
パソコンを使うプロなのに自己流のタイピングだと、上司や先輩に注意されることがあるからです。
速く入力できれば問題ないと思うかも知れませんが、確かに社内であればあまり問題はありません。
お客様と打ち合わせで社外でパソコンを使う場合に問題があります。
パソコンのプロが自己流のタイピングをしていたら不安に思いませんか?
会社の信用問題にも発展しかねませんので、仕事でパソコンを使う人はブライドタッチをマスターすることをおススメします。
ホームポジションのメリットは?タイピング速度の向上が見込める
ブラインドタッチをしている人を見ると、パソコンに慣れてるんだろうなと思いますよね。
では、ブラインドタッチの基本形になるホームポジションを覚えることです。
ホームポジションのメリットをご紹介します。
ホームポジションのメリット
- 視線の移動がないためタイピング速度が向上
- タイピングのミスに気づきやすいためミスが減る
- 入力が自然にできるためストレスがなくなる
パッと見、良いことだらけですね。
一点注意したいのが、ブラインドタッチをマスターすることが大前提です。
そのためにはホームポジションを覚えるところから始めましょう。
それではホームポジションについて、ご紹介しましょう。
ホームポジションを覚えるには?指の配置位置を覚えてブラインドタッチをマスター
パソコンを使った仕事をしている、もしくはしてみたい人は、ブラインドタッチを覚えてみましょう。
そのためには、まずはホームポジションを知ることから始まります。
ちなみにブラインドタッチとタッチタイピングは同じ意味で、キーボードを見ないで打つことを言います。
ホームポジションのポイントは?FとJキーに人差し指を置くこと
ホームポジションはマスターするためには、キーにどの指を配置するかを覚える必要があります。
実物のキーボードの「F」と「J」キーに注目してみると、他のキーと違って突起があるのが分かるでしょう。
左人差し指をFキーに、右人差し指をJキーに乗せましょう。
中指、薬指、小指を順番にキーに乗せた状態がホームポジションになります。
文字を入力するときの最も重要なポイントは、指を動かしたら必ずホームポジションに戻ることです。
常にホームポジションを維持しつつ文字を入力することで、キーボードを見なくてもミスをしないでキーが打てます。
左手 | |
人差し指 | Fキー |
中指 | Dキー |
薬指 | Sキー |
小指 | Aキー |
右手 | |
人差し指 | Jキー |
中指 | Kキー |
薬指 | Lキー |
小指 | +キー |
自己流からホームポジションに移行するには?
自己流でキー入力をしている人からすると、ホームポジションに指を置くことは窮屈に感じるでしょう。
いきなりホームポジションをしっかりやる必要はなく、ポイントとなる人差し指だけでも意識するところから始めると良いかも知れません。
キーボードを見なくても指の感覚だけで分かるので、FとJキーがどこにあるかの感覚を掴みましょう。
それが分かれば次第にホームポジションができるようになりますよ。
ホームポジションが分かったところで、ブラインドタッチの練習を始めてみましょう。
ブラインドタッチの練習方法は?ゆっくりでいいから画面を見ながら打つこと
ブラインドタッチはぜひ覚えて貰いたいもので、できるととてもカッコいいです。
ですが、いきなりブラインドタッチができるようになるものでもありません。
各キーを打つための指が決まっていて、それを覚える必要があります。
基本的には決められた指でキーを打ったら、すぐにホームポジションに戻る流れになります。
キーの配置を覚えるためには、ゆっくりでいいのでキーボードを見ないで入力して下さい。
始めのうちは指を一つずつずらして入力してもかまいませんので、キーの位置を見ないでしっかり位置を叩き込みましょう。
この動きを繰り返していくことで、頭でキーの配置を考えなくても自然と文字が打てるようになるので安心して下さいね。
ブラインドタッチの練習方法
- 決められた指でキーを打ったらホームポジションに戻る
- キーボードを見ないで打つ
キーの色 | 担当指 |
黄色 | 人差し指 |
青 | 中指 |
ピンク | 薬指 |
緑 | 小指 |
色のないキーはどうしたら良いの?
今の時点では、色のないキーは好きな指で打ってしまいましょう。
ブラインドタッチをマスターするために必要なことは、色のついたキーを自然に打てるようになることです。
例えば、文字を入力した後にスペースで文字を変換しますが、必ず必要なキーがあります。
それはEnterキーで、確定するための役割があります。
日本語は平仮名だけの文章は書くことはありませんので、漢字やカタカナを使うときに変換を使います。
変換候補の中から選択して、確定するためにEnterキーを使うことになるのです。
ここで重要なポイントは、Enterキーを入力した後も、必ずホームポジションに戻れるようになることです。
Enterキーは少し離れた位置にあるため、右手のホームポジションが崩れやすいです。
ホームポジションが崩れてしまったら、Jキーをすぐに探すことでホームポジションに戻る練習をすると良いでしょう。
ブラインドタッチができない場合は?時間をかけて練習あるのみ
いくら頑張ってもブラインドタッチができなくて、心が折れてしまう人もいるかも知れません。
厳しいことを言いますが、ブラインドタッチができないのは練習時間が足りないのが原因です。
キーボードを絶対見ないで、指の感覚だけで文字を打つことをひたすら繰り返してみて下さい。
すると不思議なもので、キーを打つスピードが上がってる実感が出てきます。
その段階まで行ったらタイピングソフトを使ってみると、良いかも知れません。
更にキーを打つのが楽しくなってきて、スピードアップが見込めますよ。
無料でタイピングを練習する方法
キーボードでタイピングの練習を無料でする方法は、初心者向けのサイトはWebで検索すればいくらでも出てきます。
e-typingというサイトでは、3パターンの練習が可能。
練習内容
- ローマ字タイピング
- 英語タイピング
- かなタイピング
ブライドタッチの練習になるので、タイピングの時は指の動かし方を意識しながら練習してみるとすぐ上達できますよ。
タイピング初心者は、ゲーム感覚で覚えるのが一番早いですのでぜひ試してみてくださいね。
タイピングが不安でプロに教えて貰いたい
正しいホームポジションや、タイピングのコツをプロに教えて貰いたい人もいます。
キュリオステーション掛尾店では「ワンポイントレッスン」を行っています。
ワンポイントレッスンの目的
- 少しだけ知りたい
- 忘れたことを部分的に学びたい
インストラクターがほぼ、付きっ切りな受講スタイルをご提供しています。
ブラインドタッチを覚えたい人にお勧めできる内容ですので、ぜひ活用してみて下さいね。
ブラインドタッチの矯正のまとめ
タイピングが上達するためには基本はポジションを意識して、一文字打ったらポジションへ戻る練習を繰り返して常にホームポジションを意識することです。
ブラインドタッチが使えることで、キーボードの入力が速くなります。
またパソコンを使う仕事であれば、ブラインドタッチができてマイナスはありません。
できるようになるまでは大変かもしれませんが、ブラインドタッチができればカッコいいですよね。
時間はかかると思いますが、マスターするとパソコンがもっと楽しくなりますよ。
ちなみに「タッチタイピング」という言葉がありますが、「ブラインドタッチ」と同じ意味です。