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MOS エクセル2013 エキスパートのパート1とパート2ってなに?両方とも合格する必要がある資格
MOS資格の「2013 エキスパート(上級)」は少し特殊で、試験がPart1とPart2に分かれています。
そのため2回受ける必要があり、Part1とPart2の両方を合格することで、エキスパートの資格を取得することになるんですね。
注意ポイントは
- Part1もしくは、Part2だけでは認定されない
- Part1とPart2を合格した時点で認定される
を覚えておきましょう。
パート1とパート2は受ける順番があるの?
Part1とPart2は、どちらを先に受けなければならないということはありません。
そのため、Part2を先に受験してからPart1を受験することも可能です。
出題される問題が違うので、得意な方から受けてみると良いかも知れませんね。
2科目合格するために期間が開いてもいいの?
Part1とPart2が合格するまでの期間に制限はないため、いくら時間が経っても問題ありません。
2科目が合格した時点で、「MOS エクセル2013 エキスパート」が認定されます。
試験が実施された日にPart1に合格して、数年後にPart2を合格した場合、Part2を合格した時点で「MOS エクセル2013 エキスパート」が認定されます。
不合格の場合、次はいつ受けることができる?
MOSには不合格になってしまった場合、再受験をするときのルールが存在します。
何も知らないより、知識として覚えておくと良いでしょう。
ルールは2つ
- 同じ科目を2回目に受験する場合は、前回の受験から1日(24時間)待つ必要がある
- 3回目の受験では、前回の受験から2日(48時間)待つ必要がある
になりますので注意しましょう!
不合格になると再受験のお金もかかりますが、同日に受けることができないため試験会場まで行くための時間もかかってしまいます。
ぜひとも1発合格を目指したいところですね。
パート1とパート2で試験内容は違うの?
パート1とパート2で出題範囲に違いはありませんが、出題問題に違いがあります。
何のことかよく分からないので、出題範囲からご紹介しますね。
エクセル2013のエキスパートの出題範囲
出題範囲は公式サイトから確認することができますので、確認してきました。
確認するとPart1とPart2で、大きな枠で見たときの出題範囲は同じでした。
エクセル2013の出題範囲
- ブックの管理と共有
- ユーザー設定の書式やレイアウトの適用
- 高度な機能を使用した数式の作成
- 高度な機能を使用したグラフやテーブルの作成
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Part1とPart2で出題範囲は同じなの?細かく見ると違いが多い
大まかな出題範囲はPart1とPart2で同じ範囲でしたが、詳細を見ると全然違うことが分かりました。
これはどちらが難しいとかはないようで、問題を作る上で1つにまとめるのが難しいため分かれてしまったと考えられます。
Excel2010やExcel2016については、Part1とPart2に分かれていません。
Excel2013だけ実践形式で一から作りこむタイプの問題形式のため、他と違うことを知っておきましょう。
エクセル2013のエキスパート(Part1)の出題範囲
- ブックの変更を管理
- 詳細な条件付き書式やフィルターを適用
- 他の言語やユーザー補助機能に対応したブックを準備
- 関数を使用してデータを検索
- 高度な日付と時刻の関数を適用
- 高度なグラフ要素を作成
- ピボットテーブルを作成、管理
エクセル2013のエキスパート(Part2)の出題範囲
- 複数のブックを管理
- 校閲用にブックを準備
- ユーザー定義の表示形式をデータに適用
- ユーザー設定のスタイルやテンプレートを適用
- 数式に関数を適用
- シナリオを作成
- ピボットテーブルの作成、管理
細かく比較してみると、Part1とPart2で違いが分かって頂けたと思います。
合格証ってどんなもの?その場でもらえるの?
合格証はPart1とPart2のどちらかを合格しただけでは貰えません。
片方だけ合格した場合、合格情報は保存されますので、ご安心を。
知っておきたいこととして、合格証はPart1とPart2が合格したら貰えますが受験会場で貰うことはできません。
合格証は2科目合格してから、約1ヶ月後くらいに郵送されてきます。
合格してから忘れたころに合格証が届くでしょう。
学習方法はどうすれば良いの?
MOS資格の学習方法は大きく分けて2つになります。
パソコンを日ごろから触っていて知識があるのであれば、本やテキストを使って独学で覚えると良いでしょう。
パソコンに苦手意識がある方は、誰かに教えてもらうことをおススメします。
こちらの記事でもテキスト選びについて、ご紹介していますので参考しにしてみて下さい。
独学で覚えるには?テキスト選びはどうしたら良いの?
自分で勉強しようとする方は、一般の人よりパソコンに詳しい人だと思います。
何も知らない人が独学で勉強しようとすると、テキストの単語の意味が分からず挫折しますからね。
おススメはFOM出版のよくわかるシリーズです。
本番に近い問題が掲載されているため、このテキストをしっかりやることで合格率が上がります。
誰かに教えて貰う方法は?パソコン教室に通うことが一番良い!
パソコンがあればテキストに沿って学習することができますが、テキストを見ても理解不能に陥ってしまったり、家にパソコンがない方におススメなのがパソコン教室です。
パソコン教室ではMOS対策用のカリキュラムもありますので、試験に出る重要なポイントなど理解できるまで教えて貰えるため安心感が違います。
パソコンは苦手だけど、合格したい人はぜひおススメの方法です。
MOS 2013 エクセルのエキスパートのまとめ
MOS2013エクセルのエキスパートについて、分かって頂けたと思います。
この資格は就職や転職でもとても有利になりますので、デスクワークを希望する人は是非とも合格したい資格になります。
とは言え、資格に合格したら終わり!ではなく、重要なことは覚えた知識や技術を使って仕事に活用することでしょう。
自分のスキルアップのために、MOS資格を受験することが大切なことだと思っています。
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MOS資格を最短で取得する方法は個人のレベルによって変わってきます。
そのため、独学とパソコン教室の方法をご紹介しています。
迷っている方は参考になると思いますので、こちらもぜひご覧くださいね。
時間に余裕があれば独学で挑戦してみてはどうでしょうか?
独学が厳しいようであれば、パソコン教室に切り替えることもできますからね。
MOS試験の結果が不合格だった!次回合格するためのポイントを紹介
MOS試験そのものについてご紹介しています。
また、不合格になってしまった場合の対処法も分かるので、不合格になる前に対策しておくことをおススメします。
こちらの記事でもテキスト選びについて、ご紹介していますので参考しにしてみて下さい。