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パソコン操作

パソコン初心者のシニアに教えるべきことは?余計なことは教えない

パソコンの起動と終了方法は?電源の入れ方と切り方は丁寧に説明すること

パソコンの起動と終了方法は?電源の入れ方と切り方は丁寧に説明すること

パソコンを触ったことがない人が共通で感じていることは「パソコンは難しいのでは?」ということです。

パソコンは一般的な家電と違って、直感的に操作ができないことが原因でしょう。
起動した後の終了方法が分からず、コンセントを抜いてしまったら壊れるのでは?という不安もあるため手が出しにくいようですね。

そんなシニアの方が難しいと敬遠しないためにも、最初に教えるパソコン操作は起動と終了になります。

重要なことは「そんな基本的なこと知ってるでしょ」と思うことでも、ゆっくり丁寧に説明することです。
また同じことを聞かれても、同じように説明してゆっくり覚えていってもらいましょう。

パソコンを起動して終了する流れがしっかり操作できるようになれば、自分でも使いこなせると自信を持つことができます
自信が付いたところで、次のステップに進むようにしましょう。

パソコンは何でもできることは知っていても、なかなか踏み出せなかったシニアの方にこそ、ぜひともパソコンを活用して貰いたいですね。

最初に教える重要なポイント

  • パソコンの電源の入れ方、切り方を教えること
  • ゆっくり丁寧に伝えて、実際に何度も操作して貰うこと

マウス操作は左クリックだけでいいの?始めは混乱を避けるため極端で大丈夫

マウス操作は左クリックだけでいいの?始めは混乱を避けるため極端で大丈夫

パソコンを操作するための入力機器の代表としてマウスがありますよね。

実は初めてマウスを触れる人だとマウスの持ち方が分からないので、握り方を説明しましょう。
指の配置位置をしっかり説明しないと、斜めに持ってしまったりするため上手くカーソルを動かせない原因になりますよ。

次に気を付けたいのがマウスの動かし方で、初めて触れるため当然どう動かすのがいいかなんて分かりません。
手首を支点にして弧を描くように動かしてしまっては、カーソルを思い通り動かせませんよね?
上下、左右の動かし方を実際に画面のカーソルを見て、操作しながら説明しましょう

後はマウスのボタン操作になりますが、マウスの基本的な構造は左クリックと右クリック、中央のホイールからなります。
始めは複雑なことは一切やらないため、左クリックだけ使うようにしましょう。

右クリックで高度な操作はできますが、一切必要ありません。
決定権のある左クリックだけ操作できれば十分で、上達するための近道になることを伝えて上げましょうね。

マウスだけでも高度な操作は可能ですが、一気に詰め込んで混乱の原因になっては意味がないのである程度慣れてきた時点で、右クリックについて説明しましょう。

マウス操作のポイント

  • マウスの持ち方と指の配置
  • マウスの移動の仕方
  • マウスは左クリックのみ

インターネットがやりたい?今はブラウザの開き方だけ教える

インターネットがやりたい?今はブラウザの開き方だけ教える

パソコンがある程度操作できるようになると、メインとなるインターネットも使いたくなる頃でしょう。
インターネットを利用することで、更にパソコンが楽しくなることは間違いありません

でもちょっと待ってください!
最初から「これができます。あれもできます。」と詰め込んでしまうと、せっかく興味を持ってやる気が出たところで、やっぱり覚えきれないと失速してしまいます。
ですからインターネットをやるにはどうしたら良いか?つまりは、ブラウザの開き方だけ教えてみましょう。

今の時点ではキーボードも打てないため、検索キーワードも入力ができませんし、覚えるべき操作もたくさんあります。
まずはインターネットをやるためのブラウザの開き方と終了の仕方だけを教えて、今は触らないように教えることが良いです。

インターネットの知識がある程度ないと、フィッシングサイトやコンピュータウイルスなどで、トラブルが発生する可能性があることを伝えることでインターネットの危険性をしっかり理解して貰いましょう。

まずはローマ字入力が出来るようになってから、インターネットを始めましょうね。

キーボード入力をするためには?ローマ字入力を覚えること

キーボード入力をするためには?ローマ字入力を覚えること

インターネットや文字を入力するためには、キーボードを使って文字を入力する必要があります。
パソコンを使う上で避けては通ることができないものなので、必ず覚える必要があることなんです。

シニアの方だと平仮名に目が行ってしまうかと思いますが、ローマ字入力を覚えさせてください。

キーボードを見ると各キーに「平仮名が1文字」だけ書いてありますが、覚えるととても苦労します
書いてある平仮名は44文字あるため、平仮名入力する場合は44ものキーの位置を覚える必要があるためです。

アルファベットだと26文字しかないこと、またローマ字入力では26文字全てを覚える必要がないというメリットもありますね。
入力スピードもローマ字入力の方が速いですし、殆どの人はローマ字入力をしています。

シニアの方だとローマ字に馴染みがないため、頑張って覚えてもらう必要があります。

ローマ字を覚えるにはコツがあって、変換表を作って印刷しておき、常に手元に置いておくようにします。
ローマ字の変換表を見ながら、ゆっくり丁寧にキーボードの打ち方を教えれば、簡単に習得ができますよ。

基本となる母音(あいうえお)の位置が分かれば、上達スピードはアップしますので始めのうちはしっかりと身に着くまで付き添ってあげましょうね。

キーボード入力のポイント

  • ローマ字入力を覚えること
  • 平仮名とローマ字の変換表を用意すること
  • 母音となる「AIUEO」キーの位置を覚えること

パソコンからのメッセージはどうしたらいい?気にせず閉じること

パソコンを操作していると突然メッセージが表示されることがありますが、内容を見ても全く理解できないでしょう。
大体の方は「何もしてないのに変なメッセージが表示された」と言うでしょうが、パソコンが自動的に更新をしているため表示されることが多いです。

なので、パソコンはよく分からないメッセージを表示するものだと伝えておけば安心できます。
あとはメッセージが表示されたときの対応として、OKボタンや×ボタンでメッセージを閉じられることを伝えることが肝心です。

メッセージが消えないと手前に表示されるため邪魔になりますし、いつまでも表示されていると不安になりかねませんからね。

早速、パソコンの醍醐味となるインターネットをやってみると、自分の知りたいことが色々と検索できるようになるため、楽しみが一気に増えます。
知識が広がれば行動したくなるもので、新しい趣味が見つかり新たな世界が広がることでしょう。

ただインターネットに慣れてきたころに、ブラウザからのメッセージの注意点を説明する必要があります
インターネット上には危険なサイトが多く、情報をだまし取られてしまったり、ウイルスに感染するリスクがあるからです。
変なメッセージが出たら、ブラウザを閉じてインターネットを終了しましょうと教えましょう。

安易に「OK」や「更新」を押してしまいトラブルが発生していまうこともありますので、パソコンに慣れてきたら危険性もしっかりと伝えておきたいところです。

シニア向けパソコン操作のまとめ

シニア向けパソコン操作のまとめ

全体を振り返ってみると、少し極端な教え方かも知れませんが少しでも余計なことは混乱を招きかねません。
その混乱がきっかけでパソコンをあきらめてしまっては、せっかくのやる気が勿体ないですからね。

一歩一歩ゆっくりでも良いので、操作を覚えて貰ってパソコンの楽しさを知って頂きたいです。

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